こんにちは!大阪スタートアッププロです。
無事に創業を迎えたものの、「これから何に気を付ければよいのだろう」「売上を伸ばすこと以外にもやるべきことはあるのだろうか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

創業後の1年間は、事業の土台をつくる非常に重要な時期です。この時期の判断や行動が、その後の会社の成長を大きく左右します。一方で、創業直後は目の前の仕事に追われ、資金繰りや税金対策などを後回しにしてしまうケースも少なくありません。

本記事では、創業後1年間で特に意識したいポイントについて解説します。

この記事は、創業したばかりの経営者や、これから開業を予定している方に向けて書いています。【監修:税理士 村田幸雄】

 

売上だけではなく資金繰りを意識する

創業直後の経営者は、売上を増やすことに意識が向きがちです。しかし、会社経営では売上だけではなく、手元に現金が残っているかどうかが非常に重要です。

 

利益が出ていても資金不足になることがある

例えば、100万円の売上があっても、取引先からの入金が2か月後であれば、その間の家賃や給与、仕入代金は先に支払わなければなりません。このように、利益が出ていても現金が不足する状態を資金ショートといいます。

毎月の預金残高や入出金予定を確認し、少なくとも3か月先までの資金繰りを把握する習慣を身につけましょう。

 

毎月の業績を確認する習慣をつける

創業したばかりの会社では、「忙しいから決算まで数字を見ない」というケースがあります。しかし、経営判断は毎月の数字を見ながら行うことが重要です。

 

試算表を活用して経営状況を把握する

試算表を見ることで、売上や利益だけではなく、経費の増減や利益率の変化も確認できます。例えば、広告費を増やした結果、売上がどの程度伸びたのかを分析することもできます。

数字を毎月確認する習慣があれば、問題が大きくなる前に改善策を考えることができます。経営は「勘」ではなく「数字」で判断することが大切です。

 

税金の支払いに備える

創業後は売上を増やすことに集中しがちですが、税金の準備も忘れてはいけません。利益が出た後に慌てないよう、計画的な資金管理が必要です。

 

税金は利益が出てからまとめて支払う

法人税や所得税、住民税などは、利益が出た後にまとめて納付することになります。そのため、利益が出たお金をすべて使ってしまうと、納税資金が不足する可能性があります。

毎月利益が出たら、その一部を納税資金として別口座に積み立てておくと安心です。資金繰りに余裕を持たせるためにも、早い段階から準備することをおすすめします。

 

創業融資の返済を計画どおり続ける

創業融資を受けた場合は、毎月の返済を確実に続けることが重要です。返済実績は、将来の追加融資にも影響します。

 

返済実績は会社の信用になる

金融機関は、融資した資金を約束どおり返済できているかを確認しています。毎月遅れることなく返済を続けることで、会社の信用力が高まります。

将来的に店舗を増やしたい、新しい設備を導入したいと考えた際には、追加融資を検討することもあります。その際、これまでの返済実績が大きな評価材料になります。

 

顧客との信頼関係づくりを最優先にする

創業後の1年間は、新規顧客を増やすことも大切ですが、一度利用していただいたお客様との関係を深めることも重要です。

 

リピーターを増やすことが経営を安定させる

新規顧客を獲得するには広告費や営業活動が必要です。一方で、既存のお客様に繰り返し利用していただければ、安定した売上につながります。

商品やサービスの品質を高めることはもちろん、問い合わせへの迅速な対応や丁寧なアフターフォローも信頼関係を築くうえで重要です。創業初期は会社の評判をつくる時期でもあります。

 

一人で悩まず相談できる環境をつくる

創業すると、経営に関する判断を一人で行う場面が増えます。しかし、一人で考え続けると判断を誤ることもあります。

 

専門家を経営のパートナーにする

税理士や金融機関、商工会議所など、相談できる相手を持つことは非常に重要です。特に創業初期は、資金繰りや税金、補助金など、専門的な知識が必要になる場面が多くあります。

早い段階から相談できる環境を整えておくことで、問題が大きくなる前に対策を講じることができます。経営者が本業に集中できる環境をつくることも、会社を成長させるための重要な要素です。

 

まとめ

創業後の1年間は、会社の将来を左右する大切な時期です。売上を伸ばすことだけではなく、資金繰りや毎月の業績確認、税金の準備、創業融資の返済など、経営全体を意識することが重要になります。

また、顧客との信頼関係を築き、困ったときに相談できる専門家を持つことも、事業を安定させるためには欠かせません。創業直後だからこそ、日々の積み重ねを大切にしながら、着実に会社を成長させていきましょう。

大阪スタートアッププロでは、創業したての方向けに、日本政策金融公庫をはじめとした創業融資はもちろんのこと、創業後の資金繰りや経営相談まで幅広くトータルサポートを承っております。融資後のフォローも含め、お客様の事業成長を継続的にサポートいたします。 気になる方は是非、お気軽にご連絡下さい。

 

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